紀伊大島、地蔵岩で見たヒメジにつく、カイワリ君です。春先ぐらいから、小さなカイワリ君達がヒメジなどのサカナについていましたが、夏を迎える今頃になるとさすがに大きくなってきます。でも、まだヒメジについて心なしかオドオドと泳いでいます。「なに、なに、そんな近よらんて」といいながら、「おっ!食い物」と大きな口を開いたりしています。ヒメジもうっとうしいヤツがついたなぁと思っているんでしょうが、「袖すりあうも多少の縁」と寛大な気持ちでいるんでしょうか・・・?
ところで、地蔵岩ですが、普段ほとんど流れもなく穏やかなポイントなんですが、さすがに台風のウネリはすごかったらしく、砂地には大きな波紋ができていました。そのためだと思いますが、ミジン君やクルマダイが暮らしていた、ワンカップや空き缶、フジツボやラッパウニの殻など、「どこや〜っ」とばかり跡形もなくなくなっていました。もちろんミジン君もどこにも見あたりません。まさに木っ葉微塵!!(サムッ!!)もう少し時間がたてば、また、どこかで見つかるとは思いますが・・・?罪な台風です。流されてミジン君達が無事であるといいなぁと思います。
100ミリで撮りました。たまたま上下2匹で口を開いていますが、これは狙ったわけでもなんでもなくて、たまたまの運と言うことですね。まぁ、犬も潜れが棒に当たるといったところでしょうか。
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