今月に入ってから、須江のナギザキでは、アマミスズメダイのお子様がやけに目立つようになってきました。アマミスズメダイのお子様は、ヒレが青いのと目の上のV字マークがとても印象的です。串本では、アマミスズメダイは、どこにでもいる普通種ですが、多分このお子様は、もう少し南の方で産まれて、やって来たんだろうという気がします。この子たちは、もう少し大きくなるまで、岩の陰に隠れて暮らしていますが、ほとんど同じ場所から動かないのでその成長がよくわかります。3ヶ月ぐらいたつてと1.5倍ぐらいになりますが、その頃どこかへ行ってしまいます。多分、中層で成魚たちと一緒に泳ぐようになるのだと思います。今頃の時期になると、アマミスズメダイのお子様をそこかしこで見るようになりますが、ボクの気のせいかも知れませんが、毎年、なぜか同じ場所に現れます。(多分、潮の流れとか、エサとか、その環境がいいのでしょうねぇ)この子たちを見るようになると、串本では、クマノミやカモハラギンポなどが卵を守っている姿を見るようになります。そうやって、また今年も春から初夏へと海の中がだんだんとにぎやかになっていくわけです。(まぁ、サカナだけではなく、ダイバーも増えてくるのですけどね・・・)
90ミリに500ミリのクローズアップレンズをつけ外付けで135ミリのクローズアップレンズつけて撮りました。
ところで、先週、台風2号が近海に接近したと思ったら、今週末から天気が崩れだし、来週では各地梅雨入りらしいですね。なんか、5月は五月晴れの週末がなかったような気がしません・・・(ToT)
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