2003.12.22
大島から帰ってきました。水温は18〜19度、日曜はお天気もよく、風もなく快適な一日でした。3本潜って、今年1年で200本オーバーとなりました。単純に計算して、70日弱あまりダイビングした勘定になりますが。まぁ、我ながら仕事でもないのに、よくもまぁ、といった感じもしますが、海の生き物の奥の深さにずんずんと引き込まれていくんで仕方ありません。だって、おもしろいんだもん・・・、です。
この写真は砂に隠れるオニオコゼです。僕は、こいつが砂に潜っているのを初めて見ましたが(岩の影とか岩そっくりに隠れていることが多いような気がします)こうやって隠れているんですね。こうやって、上を通る魚がいたらバクッと襲いかかるのでしょうが、なんだか忍耐力のいる効率の悪さのような気がします。(せっかちな僕のような人間には信じられないようです)が、その分、動かないのでエネルギーを使わずに済むという利点があるのかもしれません。ところで、このオニオコゼの背鰭には、かなり強い毒があるので、我々ダイバーにとって、かなり危険なやつです。「こんな砂地に潜りやがッて、危ないやんかぁっ」と文句も言いたくなりますが、オニオコゼは、「あっしには、関わりのないこって」と爪楊枝でもくわえているようにニヒルその場を動きませんでした。(このネタも古いわな)

100ミリで撮りました。