2003.11.20
黄金崎ビーチにいた、ウミシダヤドリエビです。このカクレエビは、ものすごく珍しいというわけではありませんが、小さいのとウミシダが動くので結構写真には撮りにくいのですが、この時は、ウミシダもエビもおとなしくじっとしていてくれました。まるで、「さぁー撮って〜」とばかりポーズをとって、なかなか「ういやつ」でした。たまにはこんな個体もあるんですね。ウミシダヤドリエビは、ウミシダが丸まろうと先の方から触手を巻き始めるしエビは逃げようと動き回るし、第一、色が同じで、エビも宿主もうごくので、ファインダーで捉えるのが一苦労なのですが、この時はラクチンでした。落ち着いて10カット程撮ることができました。(でも、ちょっとうねりが入っていて、ピントの歩留まりは60パーセントといったところでした。ウミシダヤドリエビに、「まだまだ、やな。もっと腕上げてからでなおしてきや。」といわれそうです。)

100ミリで撮りました。この日は、アサヒハナゴイ、イッポンテグリ、ウミウシカクレエビ、ビシャモンエビ、イソバナカクレエビ、ウミテング、ノコギリハギの幼魚、ケラマハナダイ、クマドリイザリウオ、イロイザリウオ、小さすぎてよく分からないイザリウオ、一度見たいと思っていたケブカゼブラガニ(写真は失敗でした)他にもヒメコウイカ、オオウミシダトウマキクリムシなど、など見物いっぱいで、220カット程も撮ってしまいました。