2003.10.14
先週末の3連休は、あまりいいお天気ではありませんでしたね。特に月曜日は、各地で竜巻や突風が吹きあれ、ちょっとした秋の嵐のようでした。ぼくは、海はお休みで温泉にゆっくりと湯治にいってきました。(ジジくせぇ?)
この写真は大島、ナギザキでとった、ナガサキスズメダイの幼魚です。背ビレの後にある斑点は大人になると消えてしまいます。尻尾の方に目を思わせる斑点でテキを欺くためだと思いますが、なかなか綺麗な模様です。鱗の光っている感じもこの角度は、いい感じです。ナガサキスズメダイは、どこにでもいる普通種ですが、あまり成魚をじっくりと観察した記憶はありません。アマミスズメダイやキホシスズメダイ、コガネスズメダイやマツバスズメダイ、スズメダイの群はよく見ますが、ナガサキスズメダイの群はあまり記憶にないような気がします。
ナガサキスズメダイの幼魚は本当にあちらこちらの岩陰にたくさんいますが、なかなか近寄ることができません。が、中には好奇心の強い個体がいるので、そんな幼魚を見つけると結構うまく撮ることができます。絶対的に個体数が多いので、そんな好奇心の強い個体も比較的見つけやすいです。この子は「眩しいから撮らないで」とプイと向こうを向いたしまったみたいな感じですね。

100ミリで撮りました。